大学卒業後にすぐ訪問看護師は可能!新卒でも訪問看護は出来る!

孫卒訪問看護についての記事のタイトル写真

「在宅看護に興味があるんだけど、一度病院に行ってから考えようかな」

「訪問看護師になりたいけど、病院経験がないとムリだよね…」

「訪問看護ってなんだか難しそう…」

訪問看護に興味があるのだけど、新卒で訪問看護師になれないよねえ~とあきらめている、そこの看護学生さん。

新卒でも訪問看護師になれちゃうんだな~これが(笑)

実際にわたしは新卒で訪問看護師として働いていますし…

看護学校から卒業して、すぐに訪問看護師はできる!

目次

だれが新卒で訪問看護は無理と決めたのか

だれが言い出したのかはわかりませんが、「在宅看護(訪問看護)は、病院での経験が無ければなれない」という暗黙の了解ってありますよねえ。

たしかに病院の経験がないと不安ですし、病院での経験は絶対にメリットになるのは明らかです。

しかし、「新卒で訪問看護はムリ」なんて誰もいってませんよね?

病院の経験があったほうがいいよね~というニュアンスですし、新卒で訪問看護師になった人がほとんどいないので、何とも言えないだけですよ。

ちなみにですが、わたしは福井県で初めて新卒で訪問看護師になりました!

それまで福井ではだれも新卒で訪問看護にチャレンジしたことがなかったのですよ。

新卒で訪問看護師になれないなんて、だれも行ってません。

病院の経験って必要なのか?!と不安な方は「訪問看護に病院(病棟)経験は必ず必要ではない!新卒でもなれる」をご覧ください♪

ナースの長田
アホな私でもなれたんだから、あなたもなれるよ。(笑)

何もできないのは病院でも一緒

「1年目で一人で患者(利用者)のお家になんて訪問できないよ~」って思いますよねえ。

でもよく考えてほしい。

病院でも1年目の看護師は一人で何もできないですよね?(笑)

まわりに先輩看護師がいるので、なんとか看護業務をこなすことができますし…

新卒で訪問看護師になったとしても、周りの看護師たちは「まあ1年目だし、いきなり訪問看護できないよね~」と思ってますよ。

それも全部、病院の新人看護師たちも一緒でしょ?(笑)

最初は先輩看護師と一緒に訪問

「よし、一人で訪問行ってこい!」、なんて無茶な展開はありませんでしたよ~

病院経験がしっかりある、新人訪問看護師さんたちも同じですが、最初は先輩看護師と一緒に訪問(同行訪問)に行くんですよ。

  • 同行訪問1回目 見学
  • 同行訪問2回目 バイタル測定のみ、その後見学
  • 同行訪問3回目 オムツ交換などのケアを先輩看護師と
  • 同行訪問4回目 すべてのケアを実施+アドバイス付き
  • 同行訪問5回目 すべてのケアを実施

みたいな感じで少しづつ一人でケアができるように、同行訪問にてケアのやり方や、観察すべき項目を先輩看護師にアドバイスをもらいながらマスターしていきます。

わたしの場合、呼吸器を付けている患者(利用者)さんの訪問があったのですが、10回ぐらい先輩看護師と一緒に同行訪問しましたね…(笑)

病院と違って訪問看護は、ほとんど患者(利用者)さんの体調が分からない限り、ほとんどケアの内容が変わりません。

「よし、もう一人でも行けそうだぞ!」ってなるまで先輩看護師と一緒に訪問できるのでご安心を!

分からないことは相談すればOK

訪問中にわからないことがあったら、他の看護師に電話すればいいんですよ。

患者(利用者)さんから「こういうときって、どうすればいいの看護師さん」と言われた場合は、「自分にはわからないので、調べてきます!」と正直に言えばいいのです。

訪問から帰ったら、自分で調べれるものであれば自分で調べて、先輩看護師に「こういうときってどうすればいいですか?」と相談しましょう。

患者(利用者)さんに対して、訪問終わってから電話でお伝えするか、次の訪問の時にお伝えすればOK!

他の看護師や介護士、理学療法士とチームになって訪問看護をしていくっていう認識でいればいいです。

訪問看護といえば一人だけで仕事するイメージですが、気軽に相談できるんですよ~ん

ナースの長田
あくまでチームで働くので

新卒で訪問看護はできる

「訪問看護=病院経験が必須」と思われがちですが、案外そうでもありません。

たしかに病院の経験があると、病院との連携がスムーズであったり、薬や疾患についての知識が付いていていたりと、かなりのメリットがあります。

しかし、訪問看護をしたいのに病院で経験を積むという選択肢は、遠回りしているだけなのかなと。

病院勤務3年+訪問看護1年よりも、訪問看護4年のほうが訪問看護師として成長するんじゃね?と考えています。

「病院での経験があったらラッキー」というスタンスでいいと思いますよ~

もし新卒でも就職できる訪問看護ステーションがあれば、勇気を振り絞って訪問看護の道へ進んでみてはいかがでしょうか。