田舎の実家にみられる特徴、昔の家あるある10選

田舎の実家というと、昔ながらの和風なお家が多いですよね。

わたしが住んでいるところは、うちのおじいちゃんのお家。家の後ろはすぐ山という超田舎な福井県に住んでいます。

マンションに住んでいる看護師友達のところに行くと、ふと思うことが…

わたしが住んでいる実家って、

典型的な昔の家だわ…。

そこでわたしが住んでいる田舎の家にもあてはまる、田舎にある昔の家に見られる特徴・あるあるをまとめてみました!

目次

1.ムダに家がデカい

「えっとね、自分の部屋だけでも2つあって、部屋は困ってないかなぁ」なんて聞くと、コイツってまさかボンボンなんじゃね?って思いますよね。

田舎の家は必要以上に大きいだけなんですよ。

部屋数が多い

絶対に必要ない部屋がたくさん。今ブログ書いている部屋も半年に1回使っているか、使っていないか怪しいぐらいの使用率。気分転換のために珍しく和室を使ってみました。

昔は家族が多かったのと、葬式も家で行う必要があったので広いんだとか。

部屋が多いおかげで、筋トレ用・パソコン用のスペースがあります。家族が少ないと「部屋が多いと、掃除が大変だから困るわー」という贅沢発言も出てきます。(笑)

部屋が狭いと困ったことが一度もありませんね。

ナースの長田
スペースが広いと、ついつい家具を揃えたくなっちゃうよねぇ。

探し物が見つからない

「暑いぃぃぃ!扇風機が見つからねぇぇぇ!」って時、都会のお家ならすぐに見つかりますよね?

私の住んでいる田舎の家では、体積のデカい扇風機ですら見つけるのに1時間も掛かります。

「扇風機は1階の押し入れに…」

「2階の物置にあったっけ…」

「いや待てよ、階段下のスペースに…」

「倉庫の2階だったかな…」

「あ、別の倉庫の2階にあったわ。」

探さなきゃいけない場所が多過ぎる!

小さい消しゴムとか探すときは発狂するレベルで見つからない。1時間探しても見つからないんだけど、2年後ぐらいに引き出しの奥から発掘されます。

小さくて安いものは探すより、買ったほうが早いです。

ポケットから落としてしまった、というどこで落としたからわからないものは見つけることが困難すぎますね。

なので私の家に消しゴムがたくさんあります。(笑)

2.ムダに広い庭

田舎の家がたくさん持っているもの。それはムダに広い庭です。

うちの庭もけっこう広く、松の木や紅葉の木、ツツジがたくさん植えられてます。そんな広い庭を見てわたしはいつも思うんです。

将来、誰が草取りするん?

庭に草が生えまくり

「広い庭を持ちたいなぁ」と思っている都会のサラリーマンさんもいるかもしれません。

そんな広い庭に憧れる都会人のみなさんにお伝えしたい。

草取り大変ですよ、マジで。

知り合いのキレイに手入れされた庭を見ると、「いい庭やなあ憧れるわあ」と思いますよ。でもね、自分では所有したくないです。

梅雨の時期とか最悪。

草取りしてスッキリー!と思っていても、1週間たてば雑草でモサモサですからね?暑いですし、イヤになっちゃいますよ…。

田舎に生える草の生命力は異常だからね。

庭に畑も完備されている

田舎といえば、田んぼと畑ですよね。

畑なんて広い庭にプラスして完備されてますよ。キュウリやナスビ、玉ねぎなんかが私の家の畑に植えられています。

もちろん無農薬で野菜を栽培しているので、超健康的。都会に住んでいる人は憧れるポイントではないですか?

田舎の人は畑を耕すことぐらいしかやることがないんですよ。残念ながら。

趣味が園芸だったり、家庭菜園だったりする人は田舎を最高に楽しめますね!

ナースの長田
わたしもパソコンが無かったら、畑を耕しまくってたかも。

3.夏は暑く、冬は寒い

「おい、それって最低な環境じゃねえか!」って思う人もいると思います。そうです。

田舎の家はアツい・サムいのが特徴です。

田舎の家で一番困ることが暑い・寒いこと。それさえ改善してくれれば、田舎の家は最高なんですけどね。

昔の人を尊敬しますね。よくこんな暑くて寒い家で生活していたな、と。(笑)

田舎の家に暮らしていると、エアコンやヒーターを開発してくれた人に「ありがとー!」って心から言えます。

ナースの長田
エアコン、ヒーターが無い田舎の家はマジで地獄。

隙間風なんて当たり前

この写真は欄間(らんま)という風を通したり、光を取り入れる目的で和室の上に取り付けられているものです。

欄間のおかげでいつまで経っても和室が暖かくならない…。

そもそも昔の家って木造建築が多いので、隙間風が入ってくるんです。

冬の季節に暖房を付けても、なかなか暖かくならない。だって隙間風が吹くガバガバなお部屋なんだもの。

昔の人ってよくこの寒さに耐えてたな…。

エアコンがもはや無い

「え?暑い夏はどうするの?」と疑問におもいますよね?

耐えます、ただひたすら耐えます。

わたしが住んでいる家のリビング、エアコンが付いていません。なので夏は汗を流しながらご飯を食べてます。今年こそうちのリビングにエアコンを設置します。エアコンを設置しないと干からびます。

エアコンあるのが当たり前とか思うなよ!

ナースの長田
わたし実家のキッチン・居間にクーラーが無くて、去年の夏は死にそうでした…。

4.防犯性がゼロ

  • 家の鍵が開けっ放し
  • 窓を鍵開けっ放し
  • 軽トラの鍵をつけっぱなし
  • 合鍵が置物の下に置いてある

わたしが泥棒なら田舎の家にひたすら侵入しますね。鍵すらつけていない家がほんと多いんですよ。

防犯に対する意識が低すぎて、セキュリティがガバガバ

田舎では泥棒なんていなかったのでしょうか。雰囲気がむっちゃ平和なんですよね。周りの人たちから「盗難に遭った」なんて話も聞いたことありませんし。

まあ盗まれるようなものはおじいちゃん・おばあちゃんの家にはほとんどないですけど。(笑)

泥棒もそうだけど、人がそもそも田舎にはいないという悲しい事実があります。

わたしが泥棒だったら、まっさきに田舎の家を狙うなあ。

ナースの長田
スーパー行っても、だいたいのお客が顔見知り。

5.番犬を飼う家が多い

防犯性がゼロな田舎の家。

なぜか番犬が高確率でいるんですよ。裏口から泥棒が入ってきたら、番犬の役割がまったくないのはおいといて…。

他の人の家に訪問してチャイム鳴らす瞬間、いきなりワンワン吠えてくる番犬がムッチャ怖い。

「お前、おとなしい系の犬じゃなかったのかよ」って騙された気分になりません?

番犬さんよ。

その日の気分で吠えるか、吠えないかを決めないでくれ。

6.家の中で虫との遭遇率高め

夜になって電気を付けたら、部屋のカベに黒い影が…。

田舎の家ってどこから入ってくるのか知らないけど、部屋の中で虫とバッタリ会うんですよねぇ。

  • ゴキブリ
  • 謎のバッタ
  • クモ
  • ムカデ

うちの家でよく出会う虫たち。

わたしも虫たちもお互い会いたくないです。わたしと虫、お互いにビビって逃げるんですけど、部屋の中なので逃げ場がありません。

オマエらなんで家の中に入ってきたんだ…。

虫のサイズがデカい

部屋の中にいたクモ、と聞いてどのぐらいの大きさのクモを想像してますか?

小豆ぐらい?ノン!

1円玉ぐらい?ノン!

100円玉ぐらい?ノン!

500円玉ぐらい?ノン!

正解は500円玉よりも一回り大きいサイズのクモ

ここ1か月の間だけでも、大きなクモと3回も遭遇してますよ。夜中にバッタリ出会いました。クモが大きすぎて畳を移動すると、カサカサと音が聞こえるんです…。

田舎の家は殺虫剤は必需品。

田舎の家は虫と一緒に生活するのが当たり前というのが特徴ですね。

  • トイレをしていて、ふと後ろを見たら…
  • シャワーを浴びようと脱衣所で服を脱いでいると…
  • パソコンしようと部屋の電気をつけると…

トイレしてる時にクモと遭遇するのが一番ピンチ。密室状態でお互いに逃げることができないし、出るものも出なくなりますよ。

田舎の虫は想像以上に大きいから迫力満点。

ナースの長田
田舎の家には殺虫剤が必須。

7.作者不明の骨董品が飾ってある

「なにこの皿、デカすぎて使いづらそう」って思ってしまう皿が大事そうに飾ってあるんですよね。

それわたしの家のことです。

田舎にある家の和室によく骨董品が置いてありますよね。わたしみたいな平成生まれの20代には、骨董品の価値がまったくわかりません。

ホコリ被るから押し入れにしまっておきたいんですけど。

謎の陶器

「んー、サラダ入れるにはちょっと大きいし、煮物入れるなら小さいかな。」という微妙なサイズの陶器

見た目もそんな高そうに見えないし、わたしが塗ったほうがキレイに塗れそうって思ってしまうほど、色の塗り方が適当なんだけど。

ナゾの陶器が置かれているのが田舎の和室の特徴。都会ならガラスのオシャレな置物が並んでいるんだろうなあ~。

この陶器。

実用性が無くて使えないから飾ってあるのかな?

衝立(ついたて)がある

小さい頃、よくこの衝立に小指をぶつけてました。

機能性がまったくない置物がたくさん置かれているのが田舎の家の特徴。(笑)

うちのおじいちゃんが言うに「10万円以上したんやぁ」とのこと。なんか家族が確認するための掲示板として使えそうですね。ごみの回収日を紙を貼っておくのに便利かも。

マジで衝立とか要らねえ。

8.家の中が全体的に暗い

外は晴天なのにもかかわらず、家に入ると薄暗くてちょっと寒い。

田舎の家って光をうまく取り込めてない設計が多いですよね。昭和の大工さんは何を考えていたんでしょうか。薄暗いから気分も少し暗くなっちゃいますよ。

田舎の家ってLEDの照明があまり普及していないことも原因としてありますね。

昔ながらの暖色系の照明も風情があっていいんですけどね。

9.トイレが和式・ボットン便所

小さい頃に友達の家に遊びに行って、トイレ借りると和式の便器だったときの残念な気持ち

ボットン便所でトイレするときに携帯電話やメガネが落ちないかを気にしなきゃいけない謎の緊張感

田舎の昔ながらなお家では、未だにボットン便所なるものがありますからね。ボットン便所と比べると、和式のトイレはアタリの部類に入りますね。

洋式のトイレって座り心地が良すぎて、ついつい長居しちゃうのは私だけですか?

ナースの長田
トイレのお供といえばスマホと本だよね。

10.携帯電話の電波が弱い

「こんな田舎の家にはWi-Fiなんて無いよね?」とか思っている都会に住んでいる人がいるとおもいます。少し考えが甘いですね。

田舎はWi-Fiが無いのはもちろん、家の中だと電波がゼロになることがあるんです。

携帯の電波が1本だけギリギリ立っていて、家の中に入るとアンテナがゼロになることなんてザラですよ。

わたしの家は電波良好で、Wi-Fiもガンガン飛ばしてますが。

ナースの長田
ネット環境が無かったら、田舎に住めない…。

田舎の家でも住めば都

わたしは生まれも育ちも福井県のド田舎なので、ずーっと昔ながらの実家に住んでいます。

田舎の実家って住みにくい特徴ばかりでしたが、けっきょく住めば都なんですよねぇ。

インターネットができる環境。インターネットさえあれば、わたしは田舎の実家でも生きていけます。

今日もわたしは実家の縁側で、のほほんとブログを書いてます。